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透明封筒に入れる紙の種類と色


お客さんから質問を受ける内容で多いのが
「透明封筒に入れる用紙の色はどれがよいか」という質問です。

紙の色は大切です。透明封筒に入れる場合は、表と裏から見える印刷物の紙の色が
見た人の印象に関わるからです。

またニュースレターなどの定期発送物を透明封筒に入れて送る場合には、
毎回同じ色の紙で送ることにより、より印象に残ります。

また、紙の色を何色にするかについては迷います。
会社のコーポレートカラーにする方法もあります。
もう一つ大事なことは、透明封筒に入れる紙の色が
商品やサービスのイメージに合っているかということも考えてください。
例えばコーヒー豆を販売している会社に黄色は難しくなります。
やはりコーヒー豆に合う印象の茶系になります。

紙の色を選ぶ際、注意が必要なことは、黒色の文字を印刷した場合に、
その文字が、紙の色に沈んでしまい読みにくくなることがあります。
基本的には濃い色の紙を使うと読みずらくなります。
濃い緑色、濃い赤色は思った以上に読みにくくなるので注意してください。
反対に文字が読みやすい色は、クリーム色・レモン色などで、
字がはっきり見えますので紙の色が濃くなっても見にくくなりません。

印刷できた紙を、ビニール封筒に入れずに判断するのではなく、
実際にビニール封筒に入れてみて判断してください。
思いのほか見え方や、感じが変わります。
その時には宛名ラベルを貼った透明封筒に入れ、
透明封筒の封を閉じた完成した時の状態で確認してください。

印刷する文字の色が黒色ではなく、青色など
他の文字の色は見た感じや受ける印象が変わりますので注意が必要です。
通常は黒色で読むことが多く、黒色文字に慣れています。
何か理由があり、文字色を変えなければならない場合はOKですが
基本は黒色の文字を使いましょう。

最後に文字の大きさも注意してください。
透明封筒に入れた時に、紙の色により受ける印象が変わります。
紙の色によって文字が沈む時は、少しフォントを大きくするなどの工夫が必要です。
文字も明朝体とゴシック体では見た時の印象が変わります。
キャッチコピーなどの目立つ部分はゴシック体、本文は基本明朝体になります。

透明封筒に入れた時の見え方と、透明封筒から出した時の見え方が違うと感じた時は、
透明封筒に入っているときによく見える方を基本にします。
理由は開封してもらうことが第一だからです。
当然開封していただけると分かっている発送物に関してはその限りではありません。